立山からの黒部湖
黒部川のグミ
小さな頃、富山県黒部川下流の村で北アルプス白馬岳を見て過ごしました。夏の夜は蛍がたくさん飛び交うそんなところでした。4キロ離れた小学校(今は廃校)の帰り、黒部川の河原でグミをたくさん食べたことを覚えています。寄り道して夢中になって食べたグミ!あれは一体何というグミだったのだろうか?調べてみるとそれはアキグミ(秋茱萸)というグミでした。なんでも富山県はアキグミが日本で一番多い県なのだそうです。アキグミは川の扇状地特有の植物で、春にうっすらと黄色い花を咲かせます。そして芽生えから4年ほど経つと実を付けるようになります。秋には真っ赤に熟し黒部川の河原はグミの宝庫となります。小学1、2年生のそんな時期に寄り道して食べたんですね。アキグミの実は少し渋くて甘酸っぱい味がします。そのままでも食べられます。でも種が大きいのでほどほどにしたほうが無難です。ジャムやゼリー・グミ酒などにしても利用できます。私が黒部川の河原で食べたのは確かにこのアキグミでした。
最初の北アルプス
最初の北アルプスは23歳の夏でした。お盆休みに燕岳から大天井岳を越えて槍ヶ岳の表銀座コースを歩きました。槍ケ岳山荘は大変な混雑で寝る場所は畳半分ほどでほとんど寝られませんでした。翌日は槍ヶ岳~穂高縦走路の大キレットを一人で登りました。重いキスリングザックを背負っての高度感ある登りでした。必死だったのかあまり怖さは感じませんでした。涸沢岳へ登る途中雷雨にあいしばらく停滞しました。午後4時ごろに奥穂高山荘へ到着しました。やや遅い時間だったので山小屋にいた人達が一斉にこちらを見たのを覚えています。初めての北アルプス縦走で単独行そして大キレット越えは、今考えるとちょっと無謀な感じもします。でも当時は人生の何かにチャレンジする気持ちで登った記憶があります。
山歩き状況
それから幾数十年、関東周辺の山を月に何度か山歩きをしています。グループでの登山が多かったです。山歩きの地域は丹沢・箱根・中央沿線・奥多摩・奥武蔵・道志・富士山周辺の山々です。夏には日本アルプスや八ヶ岳などへ遠出をすることもあります。2014年(平成26年)に入院するような病気をしてから、グループでの登山は不安がありやめました。インターネット関係自営ですが仕事を減らして休みも自由です。最近は近場の山をメインに夫婦で「気ままに山歩き」を楽しんでいます。
毎日8kmほど歩いています
近くの緑道(遊歩道)を体力維持と健康のためにウォーキングしています。毎日朝晩2回に分けて8kmほど1時間半程度です。かっては長年毎日のように仕事で車の運転していました。2006年(平成18年)ごろインターネット関係自営で車を使わなくなり廃車しました。その後10年以上も車を持たず運転もしませんでした。それなので2016年の運転免許更新の際に思い切って返上しました。オートバイは昔乗っていましたが危険度が高いので乗りません。自転車も中学生の時以来ほとんど乗っていません。そして歩くのが面倒だということがありません。歩いている時は色々と考え事も出来るし無心にもなれます。だから歩いたあとは爽快です。
北アルプスにて